創業融資で3,000万円を調達した事例

創業融資で3,000万円を調達した事例

実践コラム

『創業融資で3,000万円を調達した事例』
…実際の調達事例を基に創業融資のポイントを解説します。

お役立ち情報

『小学校休業等対応助成金について』
…令和4年3月末までに取得する休暇が対象となります。

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■ 実践コラム
『創業融資で3,000万円を調達した事例』
…実際の調達事例を基に創業融資のポイントを解説します。
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先日資金調達のお手伝いをさせていただいたAさんの事例です。
勤めている会社を退職し、株式会社を設立して、店舗を作りたいというご相談でした。


■ 創業プランは以下のとおりです
事業内容:一般消費者向けの小売業態
総投資額:6,800万円(設備6,000万円+運転800万円)
調達内容:自己資金800万円、勤務していたメーカーからの借入3,000万円、金融機関からの借入3,000万円

勤務していたメーカーから3,000万円の資金支援を受けられる予定ですが、総投資額が大きいため、金融機関からも3,000万円の調達が必要です。
創業資金の最も有力な調達先は日本政策金融公庫ですので、今回も日本政策金融公庫からの調達を主として調達の計画を立てました。
公庫の創業融資のポイントは以下のとおりです。

【自己資金】
創業融資審査における最も重要なポイントは自己資金です。
自己資金は多ければ多いほど良いのですが、日本政策金融公庫は最低でも総投資額の10分の1以上の自己資金を求めています。
投資総額6,800万円に対し、自己資金は800万円ですので、自己資金の要件はクリアしています。
また、事業に費やす800万円以外に、別途500万円程度の貯蓄も有していましたので自己資金は十分でした。

【キャリア】
次に重要なポイントはキャリアです。
創業する事業に対する経験や実績が重視されます。
Aさんはメーカーに勤務していましたが、小売店の販売を指導する職務に従事していました。
数多くの店舗を見てきた経験があり、儲けのポイントを理解したうえで独立を決意したためキャリアは十分です。

【総投資額】
今回最も大きな懸念点となったのは総投資額です。
申し込み要件には明確には記されていませんが、最初は小さな投資から始めることを良しとする価値観がありますので、6,800万円という初期投資が問題となりました。

調達金額が大きい場合の対処法は次が有効です。
・公庫の単独ではなく、民間の金融機関からも調達をする協調融資で案件を組み立てる。
・認定支援機関の助言を受けて事業計画書を作成し、経営力強化資金を利用する。
本件も、公庫2,000万円、保証付き融資1,000万円で案件を構築し、最終的には満額の資金調達ができました。
金融機関の担当者にお話を聞くと、「金額が大きく難しい案件だったが、自己資金とキャリアがしっかりしていたことに加え、計画書類が充実していたこと、個人資産の開示等に協力的であったことが決め手となった。」とおっしゃっていました。


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■お問合せ先
【 藤原公認会計士事務所 fujiwara@fujiwara-cpa.jp 】
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■ お役立ち情報
『小学校休業等対応助成金について』
…令和4年3月末までに取得する休暇が対象となります。
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新型コロナウイルス感染症により臨時休業となる小学校等が増え、そこに通う子どもの保護者である労働者が休まざるを得ない状況が増えています。
「小学校休業等対応助成金」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、小学校等が臨時休業した場合等に、その小学校等に通う子どもの保護者である労働者に、労働基準法の年次有給休暇とは別に、有給の休暇を取得させた企業を支援してくれる助成金です。


概要をみておきましょう。

■対象事業主
保護者として次のような子どもの世話を行うことが必要となった労働者に対して、労働基準法上の年次有給休暇とは別に有給(賃金全額支給)の休暇を取得させた事業主が対象です。
(1)新型コロナウイルス感染症に関する対応として、ガイドライン等に基づいて臨時休業等をした小学校等に通う子ども。
(2)新型コロナウイルスに感染した、または風邪症状など新型コロナウイルスに感染したおそれがあるために小学校等を休む子ども。
(3)日常的に医療的ケアが必要なため、または新型コロナウイルスに感染した場合に重症化するリスクの高い基礎疾患等を有するために小学校等を休む子ども。

■対象となる労働者
親権者、未成年後見人、その他の者(里親、祖父母等)であって、子どもを現に監護する者が対象となります。
また、事業主が有給休暇の対象とする場合は、一時的に子どもの世話を補助する親族を含むことも可能です。
※業種・職種を問わず、事業主に雇用される労働者が対象となります。

■助成内容
対象労働者の日額換算賃金額×有給休暇の日数により算出した合計額が支給されます。
休暇取得期間における日額上限額は以下のとおりです。
(1)令和4年1月1日から2月28日:11,000円
(2)令和4年3月1日から3月31日:9,000円
※申請の対象期間中に緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置を実施すべき区域であった地域に事業所のある企業については15,000円が上限となります。

■休暇制度の内容
(1)半日単位の休暇、時間単位の休暇も対象となります。
(2)休暇制度について就業規則等の整備を行うことが望ましいですが、整備されていない場合でも要件に該当する休暇を付与した場合は対象となります。
(3)年次有給休暇や欠勤、勤務時間短縮を事後的に有給の休暇に振替えた場合でも、労働者本人に説明して同意を得られた場合は対象となります。

■申請期限
休暇取得期間が令和4年1月1日から3月31日までの申請期限は令和4年5月31日です。


詳しくは厚生労働省のホームページをご確認ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07_00002.html

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